【事例】改善リーダー決めたら、毎週動き出した話

今日は、改善が進んだ【事例】を紹介します。

  • 従業員に改善をしてもらいたい
  • 若手が何を求めているか知りたい
  • 経営者が現場から手離れしたい

こんなお悩みをお持ちの方には、ヒントになります。

ぜひ、上手にサービスを使って、経営革新を進めてください。

最後には、改善に役立つ資料プレゼント&セミナーのお知らせもあります。


【事例】5Sに取り組み始めた、クリーニング工場

2ヶ月前からお取引を始めた、クリーニング工場さんです。

結論、5S改善が想定以上に進んでいます。

弊社の改善は、ムラ=数や量のばらつき を減らしていくことを理想としますが、クリーニング工場は真逆😅

  • 春には冬物がどっさり
  • 月、火には店舗で回収された衣類がどっさり

このような状況でしたので、毎日の洗濯に追われ改善に手がつけられていない状態でした。

それでも、改善が進んだのは、ある若手スタッフの存在でした。

若手スタッフのIさん

Iさんは、この工場に中途入社。
もともとコツコツと作業を進めてくれるタイプでした。

しかし、日々の作業に追われ、職場を変えることまでは手が回らず。
一歩先に踏み出してもらう必要がありました。

そこで今回、社長さんと相談し、5S改善リーダーに任命することに。

するとーーー
水を得た魚のように、毎週5S改善を進めてくれるようになったのです。

毎週送られてくるIさんの5S改善報告

何が彼をそうさせたのか?

彼に必要だったのは、改善の方向性】だったように思います。

マラソンも、ゴールがあるから走れます。
「なんのために走っているのか?」
「この道で合っているのか?」
それがわかるから、人は安心して前に進めます。

改善もまったく同じです。

「これで合ってるのかな…」という不安があると、足が止まってしまう。
でも、方向性が明確になれば、迷わず動けるようになります。

だから私は、Iさんに「何を、どんな順番で、どう変えるか」を伝えました。
そして、伝えるだけでなく、一緒に手を動かします。

毎回、スーツで訪問し、作業着に着替え、またスーツで帰る。
そんなスタイルで、理論と現場の実践を行き来しています(笑)

人の行動が変わってこそ、「伝わった」ということ。
私は、そう信じています。

「やる気がある人」を育てるには?

「やる気がある若手をどうやって採用するのか?」
「うちの社員には、そんな人いない」と思われるかもしれません。

でも本当は、やる気を引き出す“方向性”を示せていないだけかもしれません。

「ここを改善してほしい」
「このやり方で、まず1か所やってみて」
そんな“地図”があるだけで、人は自信を持って動けるようになります。

逆に、「なんでもいいからやってみろ」では、不安になって動けないのです。

方向性と小さな一歩を一緒に作ってください。

まとめ:改善が動き出す“鍵”は、方向性と仲間

改善は、技術や根性の前に「方向性」を与えること。
そして、「まずはここから始めていいよ」というスタート地点を見せることです。

すると、従業員の方が自分で工夫し、改善し、周囲を巻き込んでいきます。
それが、現場にとっても、経営者にとっても「手離れ」に繋がっていくのです。

そして、大事なことは仲間がいること。

一緒に手を動かし、悩む仲間がいるから、人は走り続けることができます。

資料&セミナーのお知らせ

工場改善サービス株式会社では、一緒に手を動かして5S改善しています。

改善作業に使える、チェックシート&使い方のオンラインセミナーを実施しています。

セミナー案内は、「最新情報」からご確認ください。
皆様からのお問い合わせを楽しみにしています。

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