工場の中で「助け合い」が生まれる、たった一つの方法
こんにちは。
工場改善サービスの田代です。
皆さんの工場では、
助け合いが起きていますか?
それとも、部署間のいがみ合いが起きていますか?

助け合いが自然に起きている工場には、
ある共通点があります。
それは、
社風や性格の問題ではありません。
**具体的な「仕組み」**です。
今日は、その方法についてお話しします。
目次
「専用工程だから無理」という声
先日、あるセミナーでこんな質問をいただきました。
助け合いの重要性はわかるけれど、
うちは専用工程が多く、簡単にはできません。
確かに、熟練した技術が必要な工程では、
「すぐに手伝う」というのは難しく感じます。
でも、そこで思考を止めてしまっていいのでしょうか。
溺れている人を見たら、どうしますか?
たとえば、目の前で人が溺れている。

でも、あなたは泳げない。
そのとき、
「自分は泳げないから仕方ない」と
立ち尽くして見ているでしょうか。
違いますよね。
浮き輪を投げる。
棒を差し出す。
周囲に助けを求める。
できることを探すはずです。
専用工程でも、できることはある
これは工場も同じです。
たとえ専用工程でも、
- 物を運ぶ
- 段取りをする
- 工具を渡す
- 次工程の準備をする
など、
できることは必ずあります。

問題は、
その「一歩」をどうやって引き出すか、です。
助け合いを生むカギは「工程間の差」
ポイントは、
工程間の台車を取り除くことです。
具体的には、
- 工程間に置いてよい仕掛品の量を決める
- 1時間分でも、半日分でもいい
- とにかく「決める」

そうすると、
どこかの工程で手待ちが発生します。
ここが重要です。
手待ちが「声かけ」を生む
今までは、
前後工程を気にせず、
それぞれが黙々と作業していました。
でも、手待ちが発生すると、
「何かやりましょうか?」
「手伝えることありますか?」
そんな一言が、自然と出てくるようになります。
助け合いは、気持ちではなく状況がつくる。
私はそう考えています。
「そんな簡単じゃない」と思った方へ
ここまで読んで、
「いやいや、そんな簡単じゃないよ」
そう思った方もいるかもしれません。
でも、ひとつだけ聞かせてください。
それ、やりましたか?
そして、何回チャレンジしましたか?

助け合いは、
考えているだけでは始まりません。
まずは、やってみることからです。
ぜひ試してみてください。
そして、うまくいかなかったら教えてください。
一緒に考えましょう。
今日は、
助け合う工場づくりのヒントをお届けしました。
他の事例も知りたい方は、
ぜひお気軽にお問い合わせください。

