人が足らんは、頭が足らん
こんにちは。
工場改善サービス株式会社 代表の田代です。
今回は、刺激的なタイトルを選びました。
こちらは、誰かを責める言葉ではなく、改善の師から教えてもらった自省の言葉です。
みなさんの工場では、「人が足りない」で思考停止していませんか?
もしYESであれば、危険な状態です。
- 人が育たない
- 仕組みが整わない
- 改善がまわらない
こうした問題は、放置すれば何年も続きます。
だからこそ、今日お伝えする視点が一番効果的なのです。
世間は深刻な人手不足
今、日本は人手不足です。
募集をかけても応募が来ない。これは全国的な現実です。

しかし——本当に恐ろしいのは、
「人が足りないから、仕方ない」
ここで思考停止が起きること。
これでは、現場の改善力が落ち、会社の未来そのものが縮んでしまいます。
経営者が「なんとかしろ!」と攻めても、現場との対立を生むだけ。
必要なのは、もっと根本から問題を見直す視点です。
本質的な課題解決とは?
それは会社全体で“現場の構造”を見ることです。
AI、ロボット、自動化…。
世の中には魅力的な改善ツールがたくさんあります。
ですが、事前検討が不十分なまま導入すると、
「使われないシステム・設備」
が増えるだけです。
では“本質的な課題”とは何か?
それは、
現場の業務構造を分解し、ムダな手順を見極めること。
ここを見誤ると、どれだけ投資しても成果が出ません。
問題の答えは、現場にあるのです。
現場の知恵は、想像以上にすごい
実際にお客様の現場では、思考停止から脱し、こんな変化が起きています。
- 5人でやっていた作業が、4人で回るようになる
- 人数は変わらなくても、管理がぐっと楽になる
- 管理者の手が空き、負荷が軽くなる
- 付加価値が上がり、利益が増えていく
どれも「本当に」起きた出来事です。
もちろん一発で解決する魔法はありません。
何度も手を動かし、試し、失敗し、学び、また挑戦する。
その積み重ねこそが、生産性向上の源泉です。
これこそ、頭を使っている=知恵を働かせている状態です。
「人が足らんは、頭が足らん」
全員が立ち止まるための“問い”です。
この言葉は、現場だけに向けたものではありません。
- 仕組みを整える側の管理者
- 投資を判断する経営者
- 作業を行う現場スタッフ
すべての立場で、「自分はもっと良い方法を考えられないか?」
と立ち止まるための言葉なのです。
今回、事例をまとめたセミナーを企画しました
ここまで読んでくださった方は、きっと現場を良くしたい方だと思います。
そこで今回、
“知恵を使って成果を出したリアル事例”
をまとめたセミナーを準備しました。
現場改善の成功事例だけでなく、
ロボット導入の“失敗事例”も取り上げます。
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