【改善事例】台車がスーッと通るクリーニング工場

弊社はクリーニング工場も支援しています。

モノが流れれば、原理原則は同じ。
半年かけて、ムダ取りを進めました。

お客様が抱えていた課題と原因

課題

  • 台車が多く、いつも引っかかる
  • 探し物に時間がかかる
  • 暑い
  • クレームが絶えない

このような課題を抱えていました。

原因

クリーニング工場は、点検→洗濯→乾燥→仕上げの工程です。

上記の原因は、押し込み生産でした。
つまり、洗濯物が届いたら、どんどん洗っていたのです。

仕上げ能力より洗濯能力が勝っていたので、工程内はカゴだらけになっていました。

カゴがあふれる工場

弊社の支援

2段階の支援を実施しました。

【1】1S(整理=いらないものを捨てる)

日々の稼動に追われ、工場はカゴ以外にもモノにあふれていました。

これでは、正常異常がわかりません。

ですので、若手リーダーを中心に、”じゃんじゃん”モノを捨てていただいたのです。
迷ったら捨てる、これを徹底しました。

2Sの一例

そして、床が見えてきたので色を塗ることに。
見違えるほどの工場になりました。

床が見えてきたので、塗りました

【2】後工程を意識した洗濯

従来の押し込み生産を変えていただきました。

「洗った分を仕上げする」から「仕上げられる分を洗う」に変換。
後工程を意識した生産ですね。

おかげで、ずいぶん工場の中のカゴは減りました。

台車が通りやすくなった工程

これで、

  • 台車は通りやすくなり
  • 1品1品落ち着いて仕上げできるため、クレームが減り
  • 風通しが良くなって(少しだけ)涼しくなる

工場に近づくことができました。

景色が変わってきました

まだまだ改善は道半ばですが、
社長様から「取引先の方にきれいになったって言われたよー」と嬉しい言葉をいただきました。

従業員の方も熱心に取り組んでいただけるため、思った以上に早く結果がでました。

弊社では、業種問わず支援しています。
クリーニング工場にも使える改善チェックシートをお配りしています。

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