3年かけてわかった、改善を文化にするコツ

改善って、そもそもいるの?

こんにちは。
工場改善サービス株式会社 田代です。

皆さんの工場では、「改善をやっている」と胸を張って言えるでしょうか?
もし、「No」だったら、少し立ち止まったほうが良いかもしれません。

なぜなら、現状維持は衰退を意味します。
世間は変化しつづけています。

だから、世間より変化して、初めて進歩と言えるのです!

現状維持は、衰退です。

現状維持は衰退。やりましょう、改善を。

継続を分けるもの

しかし、トップの掛け声で改善をはじめたものの、1〜2年で立ち消えになったという話もよく聞きます。
よくあるパターンとしては、こんな流れです。

最初は大きな改善効果 
→ だんだんネタが小さくなる 
→ 「安全表示をしました」など出すことが目的化 
→ 「小さなことから継続です」と上司コメントも苦しくなる 
→ 聞く方も面白くないから立ち消え

これは、すべて1つの原因によります。

それは、方向性が間違っていること、です。
改善の方向性は、リードタイム短縮に向ける必要があります。

登山のように

改善は登山に似ています。
登る山は高ければ高いほど、実は継続しやすくなります。

しかも、みんなで同じ山に登っていることが重要です。

では、その山の高さ、究極のリードタイムとは何でしょうか。

それは、トラックで運び込まれた材料が、門の入口で完成品に変わること。
そう、まるで忍術にかかったように!!

入口で完成品に変わる!

この状態を山の頂上だとすると、改善ネタが尽きることはありません。

そして、目標が高いからこそ、今までになかった発想や、イノベーションも生まれます。

遭難しないための注意事項

ただし人々は、いきなりエベレスト級を目指すと、心が折れます。

  • 前に進んでいる実感
  • 高すぎない中間目標

この2つが必要です。

登山するにガイドが必要なように、改善にも道筋を示すプロが必要です。
自己流では、知らないうちに遠回りしていることも少なくありません。

ガイドはプロに頼りましょう

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