中小企業の工場自動化ステップは、こう考える
こんにちは。
工場改善サービス株式会社 田代です。
みなさんの工場は、儲かっていますか??
原料や人件費の高騰、目まぐるしく変わるお客様のニーズ。
不安定な時代です。
だから弊社では、「儲かる」製造業づくりの応援をしています。
先日、
どうすれば、工場の自動化ができるか?
というご相談を受けました。
こちらは、素材系の会社さん。
結論、そのまま投資していたら、数千万円の投資がムダになるところでした!
なぜ、そうなったか?
今回は、工場コンサルが考える「自動化ステップ」をお伝えします。
自動化とは、なにか?
お問い合わせがあった自動化を、「完全無人化」の状態と定義します。
本来、現場作業は、人と機械の組み合わせです。

- 異常があったら機械がとまる
- 作業完了で機械が止まる
- 原位置復帰する
これらのステップを経て、徐々に人の作業を機械におきかえ、無人化をしていく必要があります。
しかし、一足飛びに無人化してしまうと、ムダ投資になる可能性があります。
駅の改札に学ぶステップ
なぜムダな投資になる可能性があったか?
ステップを考えるため、身近な事例で考えます。
駅の改札は、このようになっているでしょうか?

カメラで人を認識し、人からロボットアームで切符を取り上げ、人が改札を通過する。
違いますね?
人と機械の作業を分離し、切符の投入までは人に任せ、
しかも手の高さに投入口を作るというムダ取りをしてから、穴あけ作業が自動化されています。

つまり、このようなステップで検討を進める必要があります。
- 人と機械の作業をわける
→整理シートで考えるのがおすすめ! - 人の作業のムダをとる
- 機械の作業を要素分解し、シンプルにする
→引き算ではなく、0からの積み上げで考える - 人と機械の組み合わせを再設計する
- できるところから、自動化する
これを経た先に、無人化を達成することができます。
まとめ
とはいえ、検討には時間がかかります。
「もうメーカーさんに任せてしまいたい」と思う気持ちもよくわかります。
ですが、最適な投資判断をするためには、プロの視点が欠かせません。
もしご希望があれば、
最小の投資で最大の効果を出す「自動化の進め方」を一緒に整理いたします。
📘 無料プレゼント
自動化に役立つ「人と機械の作業整理シート」をお配りしています。
下記フォームより資料請求ください。

