【改善事例】イカが床に落ちなくなって、儲かった事例

改善職場

  • 業種:水産加工
  • 地域:東北
  • 売上:15億

お客様が抱えていた課題と原因

課題

  • 材料高騰により利益率の減少
  • 人件費 上昇への不安
  • 従業員の意欲低下 → 床にイカが散乱

原因

  • 「設備依存型」生産により、ロットサイズが肥大。
    出荷の2~3日分を、まとめて生産。
  • コンベアを多用するため、従業員の労働意欲が低下。
  • 機械が人に合わせる工程。
コンベアのイメージ図

弊社の支援

人中心の作業に変えていきます。

今は、「人が機械に合わせる」工程です。
本来は「機械が人に合わせる」工程であるべきです。

また、分業していたため、従業員の労働意欲を奪っていました。

改善前

  • イカをコンベアに投入 2名
  • 投入されたイカを再計量し、だしパック搭載 6名
  • コンベア長 8m

改善後

  • イカ計量〜だしパック搭載の一連作業 6名
  • コンベア長 6m

改善効果

  • 省人2名 年間400万円
  • 活スペース 6m2

これに加えて

イカが床に落ちなくなった

という思わぬ効果がありました。

これは、人中心の作業に変えたため、作業者の焦りがなくなったためです。
歩留まりが2%向上したそうです。年間200万円。

合計 606万円/年

改善後の作業

まとめ

食品業界では、改善の可能性がとても大きいと感じます。

社長さんや現場の皆さんが“食の専門家”だからこそ、設備や機械の提案に頼りがちです。

しかし、本来は“人”が中心の工程づくりが重要です。

創意工夫こそ、差別化の源。

食品メーカー向けに、改善ヒントを作りました。
興味ある方は、ぜひ資料請求してください。

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